ペッグ通貨とは

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ペッグ通貨とは何か?

 

 

ペッグとはもちろんピッグ(ブタ)ではありません。
「peg」を英和辞書で調べると、
「〜にくぎを打つ、〜をくぎで留める、固定する、安定させる」
という意味があるらしいです。

 

 

よって、通貨を固定し安定化させているのが「ペッグ通貨」というやつです。
つまり、為替の動きがある値幅に限定されているスペシャル通貨なのです!
(他の通貨は、極端な話、0〜∞まで変動しますね)

 

 

FXで扱われるその代表ペッグ通貨はA種類あります。

 

USD/HKD

値幅:7.75〜7.85

 

EUR/CHF

値幅:1.20〜
※2015/1/15のスイ銀バズーカによりEUR/CHFのペッグ制崩壊

 

このスペシャルな特性を利用すれば、大勝負に出ることも可能となります。
例えば7.75HKD付近や1.20CHF付近でレバレッジいっぱい買い込むこともできます。
プラススワップがつけば、キャピタルゲインだけでなく、中長期的なインカムゲイン
安心して狙うことができます。
トラリピを組み合わせても面白いと思います。

 

 

 

 

 

ただし、注意点として、この値幅で限定されているとはいえ、
一時的にその上限下限を割ることはあります
なんせ、国や銀行がお金をつぎ込んで寝る間も惜しんで
相場をコントロールしているわけですから、多少の誤差はあります。

 

 

また、将来的に、この限定された値幅が変更される可能性もあります。
その点では十分にニュースに注意しておく必要があります。
そして、ペッグ制が変更されるということは相場が大荒れし、売買ができなくなる
可能性があるということです。
ただ、値幅が変更されるとしても、その通貨本来の価値になる方向に変更される
可能性が高いので、それを念頭においてトレードしましょう!

 

 

さらに、FX業者にもよりますが、ペッグ通貨は、国内のケースで言うと、
レバレッジが25倍きかないことがあります。(10倍など)
マイナー通貨ほど流動性がないこともあり、レバレッジ規制が入ることが
多いようですので、使用するFX業者の規約・ルールをよく確認した上で
ペッグ通貨を買い込みましょう。

 

 

このペッグ通貨は忘れたころに、上限・下限付近へ接近してきます。
若干特殊通貨なだけに、取引可能な口座を開いて、
一つの武器としてこの通貨をいつでも取引できる準備をしておきましょう!


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