確定申告(FX)

※本ページにはPRが含まれます。
 このエントリーをはてなブックマークに追加 

FX取引で年間20万円を超える利益が出た場合は確定申告が必要になりますので、
サラリーマンを前提としてポイントを解説していきます。

 

 

 

 

 

確定申告対象者:FXの年間利益20万円超

 

※株式口座は含まず、国内のFXや先物取引やくりっく365の損益通算が
20万円を超えるの場合です。(スワップ込)

 

損失の繰り越しが3年間できるので、利益が出ていなくても
翌年稼ぐつもりであれば必要経費含めて確定申告しましょう!

 

e-Taxによる電子申告が提出書類も必要ないのでオススメです。
住基カードやカードリーダが必要だったりと最初だけメンドクサイですが、
翌年からスイスイです。

 

 

申告分離課税:20.315%

 

※2013年度から復興特別所得税が増税されます。(0.315%分)

 

※昔の累進課税と違って、どれだけ稼いでも一律課税です。
それだけ税金面でエッジがあるということです。

 

海外業者は総合課税になりますので注意。

 

 

節税対策:必要経費を申告

 

※FX取引をやる上で必要となった経費を利益から引いて節税
することが可能です。

 

 

日頃からレシートやメールなど経費の記録をこまめに集めておきましょう。
確定申告直前になって集めても大変ですし、精度も悪く漏れも出ます。
領収書がなくメールの購入文面しかない場合は、証拠としてその部分を
PDF化して保存・印刷しておきましょう。

 

 

個人的におすすめのPDF化のフリーソフト:CubePDF
印刷感覚で簡単に画面をPDF化できます。

 

 

そして買い物するときは、それが経費となるか?を考えて買いましょう。
言い方を変えればそれが20%OFFで買えるようなものですから。
日頃からこの視点で買い物すると若干経営者目線で楽しいです。

 

 

必要経費に算入できるものとして、
ex.自動売買ソフト、サーバー代、売買手数料、本、セミナー代、PC代、電気代・・・
基本は、FXに必要となった根拠を説明して税務署に「納得」してもらえるか?
です。詳細はまた時間をとってまとめたいと思います。

 

 

以下にe-Taxの入力画面を例に説明します。
入力はふるさと納税と同様に、難しいことはありません。
(むしろ経費を積み上げてまとめる方がめんどうですね。)

 

 

雑所得の入力欄で、

 

・種類:外国為替証拠金取引(FX)
 
・差金等決済に係る利益又は損失の額:年間の収益額(損失額)
各FX業者のページにログインすれば大体年間収支がダウンロードできます。
ない場合はMT4ソフトの年間取引履歴から確認できます。

 

・必要経費等:いろいろ書きたいけど、追加で入力できる欄が3つしかないので、
ある程度のかたまりに分類して入力
⇒ 例:VPS・EA、書籍・セミナー費、機器・電気代他
自動売買する方にとってはVPS・EA代金が多くなるのではないでしょうか。

 

 

確定申告 FX 経費 

 

 

困ったら、迷ったら、税務署に問い合わせること。これが一番です。
平日に最寄りの税務署に電話してみましょう。
税金をしっかり払おうとする姿勢を見せれば丁寧に答えてくれます。
(グレーゾーンの質問には10人聞いたら10通りの答えがあることも…)
もしくは税理士に相談を。専門家にお金を払うことを惜しんではいけません。

 

 

儲けたら社会に還元する、これが投資家の使命


 このエントリーをはてなブックマークに追加